フロー型・ストック型

 またブログの存在を忘れかけてた。
もはや才能かもしれないと思いながら、こうやって「思い出す」を繰り返すことが、私の悪い癖を正すきっかけになればいいなと期待する。

ここ2週間くらいは体調がよく、頭も比較的クリアで、そうなるとこの先の仕事のありかたなどをイメージする余裕が出てくる。イメージして新しい企画を立てたところで、実際にはまた動けないかも…という不安はあるのだが、そういう可能性というのはたとえ健康な人でも同じなわけで、調子の良いときは素直に流れに乗るのが1番なのだろうと思う。

このところは、私が私なりに蓄積している台灣家庭料理に関する情報;レシピはもちろん、調べる過程で知った文化的背景や豆知識、半ばどうでもいいようなネタなども記録していきたいなとより強く思っている。
より強く、というのは今までだって同じように思ってきたからだ。なのに、ところが、私は記録という作業が大の苦手で実現できない。記録に限らず、「ストック」という概念が苦手なのだと思う。苦手というか、興味が薄いというか、なにか(情報とか記録とかお金とか)が積み重なっていく現象に特段の喜びを感じないのだと思う。ストックが得意な人というのは、例えばじわじわ大きくなっていく預金通帳の数字に、素直に喜びを感じるタイプなのだろう。私だってお金は減るより増えたほうが嬉しいけど、それがなにかのモチベーションになることはほぼない。通帳を閉じた途端に数字は忘れてしまう。
私の頭の中は常にフロー。絶え間なく情報が流れ寄り道し新たな興味を見つけてはそれまで見ていたものを忘れ夢中になる…というのが通常運転なのだ。

この、思考パターンをストック型・フロー型に分けるというアイデアを、私はわりと気に入っていて、うまく活かせないかなあなんて思い巡らせたりする(…というところがすでにフロー型なのでしょう)。
縦横無尽に柔軟に貪欲に立ち止まらずに。
そういう気質を活かしていきたい。

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